本年度、都城市教育研究所署員を務める教諭への委嘱状交付は15日、
同市市役所で行われました。市内の小中学校に勤務し自薦や学校から
推薦された10人の教諭が、市の教育課題について
1年間かけて調査研究に取り組みます。
市教委の小西宏子委員長が1人ずつ委嘱状を手渡した後、黒木哲徳教育長が
「本市の授業力向上に研究所の果たす役割は大きい。小中学校の教諭が
一緒に研究する場として、小中連携教育の在り方も
追求してほしい」とあいさつしました。
研究員を代表して大王小の肥後裕二郎教諭(39)が「私たちの取り組みが
他の先生の指針となり、子どもたちが『生きた学力』を身に付けられるよう、
チーム一丸となって研究にまい進していく」と決意を述べました。
委嘱された教諭らは毎月2回程度集まり、学力向上などについて議論や検討を重ねます。
また、8月には市内の小中学校教諭を対象に開く授業力向上セミナーで
講師などとして中心的な役割を担います。
(宮崎日日新聞 5月19日 抜粋)
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