都城市高崎町のたちばな天文台で「星空と音楽の夕べ」が5月24日夜、開かれました。
プラネタリウムに映し出される星座などの下で愛川義夫さん(46)、
翔太君(10)親子がクラシックギターを演奏。
来場者約40人は、星々と名曲の共演を楽しみました。
同天文台の蓑部樹生台長が義夫さんに依頼して開催。
「月」「惑星」「星空」の3部のプログラムで、
それぞれにふさわしい曲の演奏と蓑部台長の話で構成しました。
このうち惑星のプログラムでは、義夫さんが「ジュピター」「宇宙飛行士」を、
親子で「アルハンブラの思い出」を演奏。
翔太君は小学2年生だった2012年、第20回山陰ギターコンクール部門A級で
2位に入賞した高い技術の演奏を披露しました。
蓑部台長は、この時期は土星が見やすいことや、
7月には木星と金星が接近することなどをプラネタリウムを使って紹介しました。
翔太君は「演奏しながらプラネタリウムも楽しめた。
土星の輪が見えなくなるときがあることも分かり、勉強になった」と満足そうでした。
蓑部台長は「このような企画はあまりないので、
今後も機会をとらえ演奏会や朗読会などを開きたい」と話していました。
宮崎日日新聞 5月27日より抜粋
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