木城町の社会福祉法人・石井記念友愛社を後援する石井十次の会(清郁雄会長)の
総会は17日、友愛社内「十次の庭」でありました。約80人が出席し、
会員拡大や文化財保護への協力などを確認しました。
清会長が「少子高齢化や子どもの貧困が話題になっており、
負のサイクルへ落ち込む恐怖を感じている。
一方では全国から暖かい志をいただくことに勇気を感じる」とあいさつしました。
友愛社の児嶋草次郎理事長が「全国に社会福祉法人は約1万7千あるが、
千人以上の後援会員がいて、毎月会報を発行しているところはない。
会が続くよう、新たな時代づくりの窓を開いていただきたい」と誠意を述べました。
同会は約1100人いる会員からの会費・寄付とお茶などの販売収益で運営しています。
友愛社が資料館に所蔵する石井十次の遺品類や旧岡山孤児院から移築した
建築物などの文化財管理に、昨年度は200万円を支援しました。
また、会員が案内役を務める資料館は、近く展示内容を充実するために
改築する予定です。見学者増加に向けた取り組みなども確認しました。
(宮崎日日新聞 5月19日 抜粋)
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