県企業局は19日、綾町入野の綾第二発電所に国富町・森永小(齊田泰子校長、
132人)の児童を招き、見学ツアーを開きました。総合的な学習の
一環として同校の3、4年生約40人が参加しました。
水力発電の仕組みやダムの重要性などを学んでいきました。
同局職員が、県内に同局の発電所の水力発電は13ヶ所あり、同発電所の最大出力が
県内最大の2万8千キロワットに上ることなどを説明しました。
その後、巨大な発電機のほか、発電機と水車を
つなぐ「主軸」などを間近で見学しました。
児童らは、ごう音を上げて高速回転する主軸を見て、「すごい」
「大きい」と驚いていました。また、近くの綾北川では
稚アユ約8千匹を放流しました。
4年生の日高研仁君(9)は「発電機が大きくびっくりした。電気ができる仕組みが
わかったので、これからは大切に使おうと思う」と話していました。
ツアーは水力発電について理解を深めてもらおうと、
1999年度から毎年、小学校や一般向けに開いています。
(宮崎日日新聞 5月20日 抜粋)
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