三股町・都城東高2年の永坂吏羅君(16)は、
東京都であった全日本テコンドー選手権大会(全日本テコンドー連盟主催)の
男子一般58キロ以下級で初優勝しました。
7月に韓国で開かれる世界大会の日本代表に選ばれ、さらなる活躍が期待されています。
永坂君は兄や姉の影響を受けて4歳の時からテコンドーを始め、
中学生時代には全日本ジュニア大会を連覇した実績を持っています。
全日本選手権大会は5月下旬に開かれ、
永坂君が出場した同58キロ以下級には7道県から14人が参加しました。
身長165センチと参加選手の中では小柄な永坂君だったが、
僅差の厳しい試合が続く中で粘り強く勝ち進み、準決勝と決勝では、
いずれも得意とする「回転蹴り」が決まり見事初優勝の栄冠に輝きました。
高校生以上が戦う一般の部の全国大会に出場したのは初めてで
「体格差がある選手との戦い方を研究して臨んだ。
優勝は指導者の先生や家族など皆のおかげ」と喜ぶ。
指導者の鈴木康洋さん(50)は「身体能力がずぬけていて、
相手が予測できない動きのできる選手」と評します。
永坂君は来月の世界大会に向け「勢いに乗るのに時間がかかるという弱点を克服し、
自分の型に磨きをかけて本番に臨みたい」と、気合十分で練習を重ねています。
宮崎日日新聞 6月4日より抜粋
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