都農町心見の自営業、児玉清明さん(63)は、県内の市場で出回るのが珍しいという
生食のカボチャ「コリンキー」を栽培しています。
約5アールの畑では、鮮やかな黄色の実がネット上に数多く熟し、
収穫の最盛期を迎えています。
サラダカボチャとも呼ばれ、生のまま皮や種まで食べられるのが特徴。
ベータカロテンや食物繊維など栄養素が豊富で、最近は女性の人気が高まっています。
果実はシャキシャキとした食感で、えぐみなどの癖は少なく、
サラダ以外にきんぴらやあえ物など幅広い料理に使えるといいます。
児玉さんがコリンキーを初めて試食したのは約8年前。
それ以来、栄養素や栽培法を調べるうちに興味が湧き、
自身で栽培するようになりました。
無農薬にこだわるなど試行錯誤を重ね、
今年はまとまった数を収穫できるようになりました。
5月下旬から道の駅「つの」に出荷しています。
児玉さんは「健康に関心が高い人には、もってこいの野菜。
多くの人に食べてもらいたい」と話しています。
問い合わせ:児玉さん 090-(3196)-3264
宮崎日日新聞 6月6日より抜粋
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