えびの市・飯野中(那須栄一郎校長、209人)の1年生76人は2日、
同市や小林市、高原町の農家宅で「北きりしま田舎物語日帰り
農作業体験」に参加した。生徒は農作業や料理作りを通じ、
農業の大切さや食への感謝の気持ちを学んだ。
体験は西諸地区で農家民宿などに取り組む、北きりしま田舎物語推進協議会
(冨満哲夫会長)が協力。生徒は数人ごとに分かれ、
同協議会に所属する15農家を訪問した。
えびの市小田の関田徳弘さん(73)方では、ニンジンの収穫や
サツマイモの苗植えなどを実施。生徒はサツマイモの葉を見て
種類を判別しながら、関田さんが穴を開けた場所に
一本一本丁寧に苗を手植え。畑の草払いでは鎌の使い方を
教わりつつ、慣れない手つきながらも雑草を刈り取っていった。
また、関田さんの自宅ではキウイフルーツのジャム作りや、収穫した野菜を使った
スパゲティ作りも体験。参加した永山梨夢さん(13)は
「葉の色でサツマイモの種類が分かることを初めて知った。
ニンジンの収穫も初めてで、きれいに取れたときは
気持ち良かった」と話していた。
宮崎日日新聞 7月3日 抜粋
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