えびの市の地域おこし隊は8日、飯野高(塚本譲二校長、276人)の
普通科総合コース2年生の授業に参加し、活動内容などを紹介しました。
移住のきっかけやえびのでの活動についての講話を聴いた
生徒18人は、地域貢献の大切さなどを学びました。
講話したのは、京都市出身で、昨年4月からえびの市市民協働課嘱託職員として働く
木戸悠輔さん(34)です。フレンチレストランなどで料理人として
働いてきたことや世界各地を旅した経験から、
「都会で日々の仕事に追われて生活するより、田舎で野を切り開きながら
笑顔で過ごしたい」と考えるようになり、
移住を決めたと説明していました。
えびのへの移住については「全国各地を検討したが、宮崎は人が良く、
さらにえびのは水がきれいで温泉もあった」と振り返りました。
協力隊の活動については、地区の行事の手伝いや
経験を生かした料理教室などをする傍ら、
空き家の整備や稲作などに取り組んできたことを紹介しました。
「幸せの価値観は多様だが、私は田舎で
ゆっくり家族と暮らす幸せをかみしめている」「皆さんは都会に出て
街の暮らしに限界を感じても、帰れる場所があることが
とてもうらやましい」などと伝えていました。
(宮崎日日新聞 7月10日 抜粋)
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