宮崎市民プラザと同市の九州保険福祉大総合医療専門学校(高崎眞弓校長、250人)の
合同防災訓練はこのほど、同プラザでありました。職員や学生ら
約100人が参加し、災害発生時の初期対応を学びました。
訓練は学生が同プラザを利用中、日向灘沖で震度7の地震があり、
2階機械室で火事が発生したとの想定で始まりました。
職員は「頭を低くして」などと学生に声を掛け、
正面玄関へ避難誘導しました。
機械室では別の職員が初期消火と消防局への通報をした後、
正面玄関へ移動しました。全員が避難するまで15分かかりました。
この後、市消防局の職員が「声を掛け合い、けが人や不明者がいないか
確認すべきだった」などと講評しました。
同校1年の山鹿友樺さん(19)は「訓練だと分かっていても慌ててしまったので、
日ごろから避難経路を確認して災害に備えたい」と話しました。
不特定多数の人が出入りする同プラザは消防法で
年2回以上の防災訓練が義務付けられており、合同防災訓練は今回で3回目です。
この日はスモークがたかれたテント内を避難する体験学習もありました。
(宮崎日日新聞 7月14日 抜粋)
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