みやざきの食と農を考える県民会議北諸県地域支部は、都城市高木町の高木保育園で、
出前講座「園児とおばあちゃんたちと一緒に食育料理教室」をこのほど開きました。
同支部の食育推進ティーチャーらが、講話でカレー作りなどを通じて
園児に食べる大切さを呼び掛けました。
同会議は、食に関する専門的な知識や経験、技術を持つ人を本年度から
食育推進ティーチャー(従来は食育推進リーダー)に選定します。
今回は同支部唯一のティーチャー・山中美代子さん(60)=同市高木町=を講師に、
本年度1回目の出前講座を開きました。
約80人の園児に、山中さんは「お肉など好きなものばかりでなくいろいろなものを
食べて、小学生になる前に上部な体をつくって」と講話しました。
市の食生活改善推進委員も、絵を用いてミニトマト、牛乳などの
食品の役割などを分かりやすく説明しました。
料理教室では、JA都城青年部沖水支部などから提供されたカボチャやナスも用い、
山本さんらが夏野菜カレー、フルーツヨーグルトなどを
園児と一緒に調理しました。
同保育園の佐々木鴻文園長は「料理することがお手伝いにつながればうれしいし、
山中さんたちのお話で好き嫌いしないようになってくれればいい」と話していました。
(宮崎日日新聞 7月29日 抜粋)
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