子どもが宮崎市の文化施設で1泊2日の体験学習をする
「どっぷり体験合宿」(宮崎文化振興協会主催)は5日までの2日間、
同市の宮崎科学技術館などでありました。
小学5、6年生15人が参加し、「不思議な映像を作ろう!」をテーマに
こま撮りやハイスピード撮影などに挑戦しました。
講師は、立体造形作家の後藤麻夫さん(52)=綾町北俣=です。
初日はこま撮りに取り組み、夜は同市の生目の杜遊古館で寝泊りしました。
5日は、一瞬の動きをスローモーションで再生できるハイスピード撮影に挑戦しました。
子どもたちは飫肥杉の積み木約4千個を、高さ2メートルほどの円柱や
長さ5メートル、高さ80センチほどの滝のように積み上げていました。
途中、積み木が崩れるアクシデントもあり、悔しがったり
笑ったりして楽しんでいました。
後藤さんは、円柱や滝を下からそっと壊し、順に崩れていく様子を
1秒あたり240こまで撮影しました。
後藤さんは「初めて出会った子たちが意見を言い合って
作品を仕上げていく体験ができたのではないか」、
宮崎南小5年の佐伯郁哉君(10)は「1つの映像を作るのに細かな作業が
たくさんいることに驚いた」と話していました。
(宮崎日日新聞 8月6日 抜粋)
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