「言語聴覚の日」の1日、言語聴覚士の仕事などを広くPRしようと、
延岡市のイオン延岡店で催しがありました。
言語聴覚士を養成する九州保健福祉大学の言語聴覚療法学科の教員や学生ら15人が、
機械でのみ込む力などを無料測定していました。
買い物客が足を止めていました。
9月1日の前後1週間は「言語聴覚週間」として全国で啓発イベントが
実施されているが、延岡での開催は初です。
言語聴覚士は高齢者ののみ込みの障害や発達障害児のコミュニケーションの指導、
援助を行います。県内には約200人がいるが、
そのうち県北には約30人が病院のリハビリ科や耳鼻科などに在職しています。
「県全体から見ると数は少ない」といいます。
会場では口や歯などのアンケートに記入後、噛む力やのみ込む力を機械で測定しました。
歯科医が口の中を点検、歯の手入れなどをアドバイスしていました。
言語聴覚士の仕事や同学科を紹介するパネル展示や、
チラシなどの配布もありました。
日向市の実家に帰省中の名古屋市、主婦鮫島麻美さん(34)は「妊娠、出産が続き
虫歯や親不知が気になっていたので、見てもらえて
ありがたかった」と話していました。
(宮崎日日新聞 9月2日 抜粋)
コメント 0