延岡市 「ひと足早く春の香り 早掘りたけのこ」 JA延岡 [都城市] [編集]
ひと足早い春の香りを伝える野菜が、
JA延岡特産の超早だしタケノコ「早掘りたけのこ」。
えぐ味が少なく軟らかいのが特長だ。
年末始の食材として主に関東の高級料亭などに出荷される。
例年1㌔当たり2千~2,500円の高値が付くが、
なかには5千円で取引されるものもある。
延岡市は県内1位のタケノコ生産地。
「早掘りたけのこ」同市・行縢山の麗に位置する
南方地区中心に、
例年4~8㌧を生産する。
初出荷は12月23日で、
翌年2月末ぐらいまでの収穫が「早掘り」扱い。
生産者はわずかな土の盛り上がりを頼りに、
くわと小型のこぎりで次々と土中から
タケノコを掘り出す。
サイズごとに選別し、
保冷剤や鮮度を保つシートを入れた箱に詰め、
トラックで陸送される。
「『延岡産は企画が揃っている』と
市場の評判が高い」。
胸を張るのはJA延岡たけのこ部会の
甲斐睦典部会長(54)。
そんな「早掘りたけのこ」の天敵はイノシシ。
甲斐部会長も昨年初めて、
ほぼ初出荷できなかったほどの食害を受けた。
加えて今年は生産量が例年の8割程度になる裏年。
初出荷から寒さのため一度タケノコの成長が止る1月まで、
生産農家は気の抜けない日が続く。
(宮崎日日新聞 11月10日 抜粋)
2015-11-11 10:23
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