体に良い緑黄色野菜の摂取を促そうと、串間市の市民団体
ハッピー串間つながり隊はA2サイズのポスター25枚を作製しました。
11月から市内のスーパーや道の駅などに展示し啓発を図ります。
トマト、ニンジン、カボチャ、ホウレンソウなどの緑黄色野菜は
カロテン類だけではなく、ビタミンも豊富で、認知症や生活習慣予防などに
効果があるが、本県の1日平均摂取量は79グラムで全国最下位だといいます。
同隊は市民、県民の健康維持、野菜の消費拡大を目的に
ポスター作製に取り組みました。
今年3月に緑黄色野菜の勉強会を実施し、6月~10月に4回集まり、
ポスターにクレヨンやカラーペンを使って野菜を描き、113グラムの埼玉が
全国1位で宮崎が最下位であることを表す棒グラフを表示。
「色つき野菜は幸を呼ぶ!」というスローガンや
「目標120グラム」を目立つように書き込みました。
この間、会員は自分たちから緑黄色野菜摂取に取り組もうと、
小松菜、トマト、大葉などを種から育てて収穫して食べたそうです。
ハッピー串間つながり隊の鎌田代表(67)は
「和気あいあいとしながら、楽しく製作できた。
みんながポスターを見て野菜を食べて健康になってほしい。
市の医療費削減にもつながってくれれば」と話していました。