小林商工会議所青年部は小林市の中心市街地に関する
アンケート調査の結果をまとめました。
昨年7月に閉店した老舗スーパー江南の跡地には新たなスーパーを、
現在のJR小林駅舎跡に建設予定の地域・観光交流センターには
土産を扱う物産品店を求める意見が多かったです。
10日、肥後市長に結果をまとめた報告書を提出しました。
市が本年度策定する中心市街地活性化基本計画に市民のニーズを反映してもらおうと、
7~9月、市民と小林を訪れた人を対象に、
中心市街地にどんな機能を求めているかなどを聞くアンケート調査を行い、
2917人分回収しました。
市の活性化策を調査研究している中央大大学院に結果を分析してもらいました。
江南閉店で不便を感じている人は高齢者を中心に男性45%、女性54%に上り、
跡地活用法としては「
生鮮食品中心のスーパー」が最多で、
直売所、イベントコーナーのある飲食店と続きました。
地域・観光交流センターに求める機能については、物産品店のほか、
観光案内所と交流スペースが多かったです。
このほか、中心市街地の無料駐車場不足に不便を感じている人が多いことや、
女性は「
こじゃれたカフェ」、男性は「
顔見知りで集まれる場所」の必要性を
感じていることが分かりました。
青年部の北ノ薗会長らが小林市役所を訪れ、肥後市長に報告書を手渡しました。