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高鍋町 救助や搬送手順確認 ー東九州道事故想定し訓練ー [高鍋町]



 救急医療週間(6~12日)に合わせ東児湯消防組合は11日、高鍋町の同消防本部で

多数傷病者対応訓練を行った。消防隊員約20人のほか、同町・児湯准看護学校

の学生約20人が参加。細かな設定を伝えず実際の現場に近い状態で行う

ブラインド式で実施し、救助やトリアージ、搬送の流れを確認した。


 訓練は東九州自動車道でマイクロバスと普通乗用車の追突事故が発生し、10人以上の

負傷者が出たとの想定のみ伝えた状態でスタート。バスから負傷者役の学生を

運び出した救急隊員は「歩けますか」などと声を掛けながら、

緊急度や重症度に応じて救助の優先順位を決めるトリアージを実施。

患者を4段階に分け、周辺病院の受け入れ可能人数やドクター

ヘリが使えるかなど逐一状況を確認しながら救助に当たった。


 同校1年の河野ユミさん(41)は「切迫感を感じる訓練だった。患者の状況を素早く

判断して的確に援助しなければと思った」、瀬川幸一郎救急課長は「厳しい条件の下で

行ったため課題も見えた。教訓を踏まえて有事の際の対応に役立てたい」と話した。

高鍋町 商店街に複合施設を ー高鍋創生会議 町へ提言ー [高鍋町]

 高鍋町内の商工団体などで構成する城下町高鍋創生戦略会議(14団体、座長・井上

博功高鍋商工会議所副会頭)は10日、総合戦略を策定中の同町に提言を行った

商店街の1角に地場産品のアンテナショップを兼ねた複合施設を設置するなど、

3項目を要望した。


 同会議は経済団体の連携を図る目的で6月に発足。総合戦略を策定作業中の同町まち・

ひと・しごと創生推進委員会に提言するため、4回の会議で各団体から

地域活性化に向けた課題や要望を集約してきた。


 今回要望した複合施設はJA児湯の農畜産物直売や地場産品のアンテナショップ、

高鍋農高生徒の販売実習拠点を兼ねつつ、同町観光協会の事務局や

企業化のレンタルオフィスなどが入居するもの。

同JAが新富町に設置している直売所は年間2億4千万円を売り上げる集客があることから、

商店街の核施設となることを見込む。


 このほか、女性の創業や既存事業者の発展につながる事業に対する助成金拡充、

複数の店舗を活用した出会いイベント「まちコン」に対する助成などを要望した。


 同日は同商議所の増田秀文会頭、井上座長が同町役場で小澤浩一町長に要望書を提出。

小澤町長は「要望は高鍋の事情に即応したもの。委員会でのたたき台にして、

より良いものにしていきたい」、井上座長は「限られた時間の中で、

地方創生に望むこと、問題点を共有できた。今後も連携は続けたい」と話していた。

高鍋町 タンザニア衣装きれい 留学生招き国際理解講座 [高鍋町]

 アフリカ・タンザニアのアルビノ(先天性白皮症)に苦しむ人の支援に取り組む

ガールスカウト県第2団は、同国からの留学生を招いた国際理解講座を

高鍋町中央公民館で5日間開いた。

33人が参加し、同国の歴史や文化を学んだ。

 講師は昨年10月から宮崎大で日本語や日本文化を学んでいる

サラ・マヘンデカさん(30)。1961(昭和36)年に

イギリスから独立した歴史やセレンゲティ国立公園、

キリマンジャロ山など豊かな自然環境、グアバやパパイア、

バナナなどを使った料理などの食文化を紹介した。

 19~21歳まで高等教育を受ける一方で「水くみなどの仕事に追われて、

学校に通えない子供もいる」などと厳しい実情についても語った。

 色とりどりの四角い布を体に巻き付けるようにして着る

民族衣装「カンガ」を試着したり、思い思いの装飾を施した

「デコパージュ石けん」作りにも挑戦。

高鍋東小5年の冨田沙希さん(11)は「ヒョウやライオンなどの動物が好きなので、

いつかタンザニアに行って見てみたい。紫色の民族衣装もきれいだった」

と話していた。

 同団は昨年、日光を浴びられず、差別を受けやすいアルビノのために

衣類などの物資を送る運動を展開。今後も相互理解のための講座のほか、

募金など何らかの形で支援を継続するという。

(宮崎日日新聞 9月9日より抜粋)

高鍋町 災害時に役立てて [高鍋町]

 災害時発生の直後、炊き出しに活用できる手づくりの防災かまどベンチを、

県建築士会高鍋支部(染川比呂志支部長)が高鍋町の高鍋小に

2基設置し寄贈した。

 耐火レンガで囲った土台の上に、木製の座面を載せたもので、平時には

ベンチとして活用する。

県建築士会串間支部が2012年から串間市内に設置を進めており、

高鍋支部も昨年、川南町の東地区自治公民館に始めて設置した。

70個余りのレンガを使用し、土台の幅175㌢、奥行き60㌢、高さは38㌢。

座面は有事には分解し、まきとして利用する。

1基に2口のかまどがり、鉄製の格子を渡すことで、大型ずんどう鍋も

載せられる構造となっている。

 製作は同支部員15人で29日に行い、1個1個レンガを耐火モルタルで組み、

3時間半で完成させた。

1昨年まで、毎年公共施設などに木製ベンチを寄贈してきたが、

今後はかまどベンチの普及を図る。

染川支部長(57)は「ベンチは人と人がコミュニケーションをする上で

大切な道具。災害時だけでなく、学校での餅つきなど行事にも活用

してほしい」と話している。

(宮崎日日新聞 8月31日より抜粋)

高鍋町 人気商品詰め合わせ 物産館・たかなべ町家本店 予算応じ贈答セット  [高鍋町]

地場産品の消費拡大を図ろうと、高鍋町の物産館・たかなべ町家本店

(古川浩二代表)は、人気商品を詰め合わせた贈答品セットを発売した。

1500~3千円(送料別)で、予算に応じて

手軽にできる贈り物として人気を集めそうだ。

 お薦めのセットA(3千円)には地元産キャベツを使用したクリーム大福、

落花生すり身、キンカンのコンフィチュール(ジャム)、ようかん、

焼き肉のたれ、大根のつぼ漬けを詰め合わせた。

価格も単品よりお買い得という。

 このほか、クリーム大福や落花生、ゼリーを詰め合わせたセットB(2千円)、

お茶やゼリーなどのセットC(1500円)を用意。

町外でも有名な2店舗の冷凍ギョーザを詰め合わせた

食べ比べセット(3千円)も同本店でないとできない商品だ。

事前予約制で藤原牧場の宮崎ハーブ牛の焼き肉や

ステーキ肉を詰め合わせたセットも5千~1万円で用意した。

 古川代表(43)は「本店へ足を運んで選ばなくても手軽に贈り物ができる。

お歳暮やお中元、古里を離れた方への贈答品、自宅用など

幅広く利用してほしい」と話している。

同本店[電話]0983(35)4007

(宮崎日日新聞 8月27日より抜粋)

高鍋高校で「平和の鐘」点鐘式。原爆犠牲者の冥福を祈る。 [高鍋町]

 8月6日に広島への原爆投下から70年を迎え、

高鍋町・高鍋高校(早日渡〔はやひと〕志郎校長、781人)で

「平和の鐘」点鐘式がありました。

午前8時15分に合わせて同校所有の「平和の梵鐘(ぼんしょう)を鳴らし、

原爆犠牲者の冥福と平和を祈りながら黙とうをささげました。


 鐘は広島の「平和の鐘」の作者で人間国宝の香取正彦さんが

1967(昭和42)年に制作したもので、

鐘を購入した同校の卒業生が、創立70周年記念として1992年に寄贈しました。


 式には全校生徒や同校同窓会長らが出席しました。


 早日渡校長は「日本が原爆で2度被爆したことを知らない若者も多いです。

戦争をしてはいけないという鐘に込めた思いも継承しなければなりません」と

あいさつしました。


 生徒会長の新田莉子さん(17)が「戦争を風化させず後世に伝えるのも私たちの役目。

平和が当たり前の今、もう一度平和について考え直したいです」と

誓いの言葉を述べました。


 戦後70年の今年は式典後、

同町在住の安田郁子さん(90)が「いま、高校生に伝えたいこと」と題して

太平洋戦争時に勤務していた旧海軍・赤江飛行場(宮崎市)での

特攻隊員との思い出などを講話しました。


 また、同校では8月7日まで戦場カメラマン渡辺陽一さんの

写真パネル展も開いています。


宮崎日日新聞 8月7日より抜粋

高鍋町 商議所と金融機関協定 [高鍋町]

 中小企業に対する支援強化のため、高鍋町の高鍋商工会議所(増田秀文会頭)と

同町の3金融機関は3日、ネットワーク協定を結びました。情報共有や

連携を図りつつ、中小企業の創業や事業拡大などに、

それぞれが持つ強みを発揮して、きめ細かく効果的に支援していきます。

同日、同会議所で調印式がありました。

 参加する金融機関は高鍋信用金庫(酒井義之本店長)、

宮崎銀行高鍋支店(石井和幸支店長)、

宮崎太陽銀行高鍋支店(長野宏太郎支店長)です。

 協定では、協議書の会員事業者や各金融機関の取引先事業者に対する

経営相談で連携しました。新規創業や販路・取引拡大、経営の革新・基盤強化、

事業再生などを支援していきます。また、情報交換や研修の開催で

企業を支援する人材育成を目指します。

 商議所側は国、とりわけ経済産業省や県、町などの中小企業に対する

補助事業について情報を提供しました。

金融機関側は資金調達の分野で商議所側に協力していきます。

各機関がワンストップで経営相談に応じられる態勢を目指します。

 調印式には16人が出席し、各機関の代表が協定書に押し印しました。

増田会頭が「情報共有していることで、経営支援がしやすくなる。

中小企業の方々にしっかりと説明し、経営指導や

支援をしていきたい。意義ある協定になると思う」と話していました。

(宮崎日日新聞 8月4日 抜粋)

高鍋町 高鍋の夏、祭りで躍動 [高鍋町]

[立花神社]

 高鍋町の立花神社(永友宗範宮司)の夏祭りは25、26日、同神社などでありました。

太鼓台の巡行や御祭神を乗せたおみこしが町内を練り歩く

御神幸行列などがあり、無病息災を願いました。

 1日目は太鼓台が町内を巡行し夜にお宮入りしました。2日目の御神行列では、

祭りを取り仕切る同神社奉賛会(森下三郎会長)らが担ぐ「本みこし」と、

子どもたちが担ぐ「子どもみこし」「たるみこし」の計3基が練り歩き、

住民が水をかけるなどして出迎えたほか、

各地区で神事を行って厄を払いました。

 高鍋東小6年の是澤美保さん(11)は「太鼓台に初めて乗った。

怖かったけど楽しかった」と話し、長友瑞穂さん(12)は

「お祭りに参加することで、ずっと健康で

長生きできたら良い」と笑顔でした。

 森下会長(45)は「地域の結束を大切にし、

後輩たちに受け継ぎたい」と話していました。

[火産霊神社]

 高鍋町中心部にある火産霊(ひむすび)神社(永友丈晴宮司)の

夏祭り(同神社奉賛会主催)は24、25日、中町名店街や

本町一番街など同神社周辺で開かれました。

同神社は火よけの神様として町民のあつい信仰を受けており、両日とも

おみこしや太鼓台が巡行して盛り上げていました。

 花形の太鼓台は、交差点に差し掛かると担ぎ手が前後に傾けたり、

威勢良く回転させたりする「練り」が見ものです。

約1カ月の練習を経て選抜された小中学生の鼓手は台の柱に体をくくり付け、

一糸乱れぬ力強いばちさばきを披露しました。

「ヤレヤレ、モットヤレー」と揺れをものともせず、担ぎ手をあおっていました。

みこしは「そーれーはあららのよいよい」と木やり唄をうたいながら、

商店街を練り歩き、地域の安全を祈願しました。

歩行者天国に多くの出店が並び、浴衣姿の家族連れなどでにぎわいました。

[鵜戸神社]

 高鍋町の鵜戸神社(永友宗範宮司)夏祭りはこのほど、同神社などでありました。

みこしを社殿に戻そうとする若手と祭りを続けようとする年長者の氏子同士が

攻防を繰り広げる名物の「お宮入り」などがあり、厄を払いました。

 雨のため前夜祭は中止になりました。祭り当日は55歳以下の氏子でつくる

同神社奉仕会(田村隆之会長)がみこしを担ぎ、蚊口浜で身を清めた後、

地区内を練り歩きました。

 午後7時半ごろ、木やりを歌いながら境内を3度回り、みこしを社殿へと担ぎました。

すると、年長者の氏子でつくる同神社奉賛会(西森幹太会長)が

「ご祭神は、まだ町を見たいはずだ」と突入を阻止して、

攻防を繰り返し、約一時間半後に祭りを終えました。

 田村会長(50)は「あいにくの雨だったが事故もなく

無事に終わって良かった」と話していました。

高鍋町 きゃべつ畑のひまわり祭  [高鍋町]

    満開の1100万本壮観


8月15日午前10時~午後6時、同16日午前10時~午後5時、染ケ岡地区で。

収穫を終えたキャベツ畑約80㌶にヒマワリ1100万本が満開となる。

約50業者が出店する地場産品販売や鴫野棒踊りなどステージイベントも予定。

会場へは同町の県農業科学公園ルピナスパークからシャトルバス

(小学生以上往復300円)を運行する。

高鍋町観光協会[電話]0983(22)5588。

(宮崎日日新聞 7月16日 抜粋)

高鍋町 ウナギやカニ触れ合い体験 [高鍋町]

 河川愛護の意識を育てようと小丸川漁業協同組合(前田和則組合長)は10日、

高鍋町の高鍋大橋下流で水生生物との触れ合い体験を開きました。

高鍋東小(千田洋一郎校長、612人)の1年生110人が参加しました。

ウナギやヤマタロウガニ(モズクガニ)を触ったり、

川に放流したりして生き物や自然の大切さを学びました。

 同組合などがウナギ15キロ、ヤマタロウガニ25キロを用意しました。

動く姿を見るのが初めてという児童もおり、

子どもたちは興味津々でした。

水槽の中でぬるぬると動くウナギを触ったり、はさみに注意しながら

バケツの中のカニをつかんだりして楽しんでいました。

岩切優太郎君(6)は「ウナギのおなかに触ったらつるつるしていた」と話していました。

富永麗迦さん(6)は「カニははさみに挟まれそうで

怖かったけど楽しかった」と笑顔でした。

 触れ合い後、カニは子どもたちが、ウナギは組合員が川に放流しました。

前田組合長は「川を大事にする気持ちを持ってもらえたらうれしい」と話していました。

放流したウナギとカニは3~5年ほど川で過ごし、海に出ていくといいます。

(宮崎日日新聞 7月15日 抜粋)
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