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関之尾町 神秘的水しぶき舞う [都城市]

 都城市関之尾町にある関之尾滝が今年もライトアップされています。

暗闇の中に雄大な滝の白い水しぶきが浮かび上がり、

水が流れ落ちるごう音とともに神秘的な雰囲気を醸し出しています。

8月31日までで、点灯時間は日没後から午後9時までです。

 滝のライトアップは、庄内地区まちづくり協議会(釘村美千也会長)が

町おこしの一環として毎年夏に実施しています。滝を臨むつり橋に

設けられた千キロワットの水銀灯2基で照らされています。

 「日本の滝百選」にも選ばれている同滝は、

高さ約18メートル、幅約40メートルです。ライトアップされた滝を見ようと、

毎年夏になると市民などが訪れ、見た目もひんやりとした

「自然のクーラー」で夏の夕涼みを楽しんでいます。

 同会議所は「滝は駐車場から車を降りてさほど長く歩かずに見ることができる。

ライトアップによる幽玄さを楽しんでほしい」としています。

(宮崎日日新聞 7月30日 抜粋)

都城市 戦時の市民生活伝える [都城市]

 戦後70年企画展「近代戦争と都城-平和の尊さを考える-」(市教委主催)は、

都城市の都城歴史資料館で開かれています。

日清・日露戦争から太平洋戦争に至るまで、戦争に翻弄(ほんろう)された

当時の地域の状況や市民の生活ぶりが分かる資料318点を

11月29日まで展示しています。

 展示品は市民から寄贈を受けた物が多くを占め、約半数が初展示といいます。

軍関係では軍服や銃、従軍記章などのほか、市内に3カ所あった

飛行場の地図や同市の飛行場から飛び立った特攻隊員の遺書、

米軍が同市を空襲した後にまとめた成果報告書のコピーなどが並びました。

 市民生活面では、「緊急物資輸送のため盆の帰郷を控えよう」などと呼び掛けた、

同市・大岩田地区隣保班の回覧や、勤労奉仕にかり出された

様子が記されている庄内小の学校日誌などを紹介しました。

戦時体制が市民に苦しい生活を強いていた様子が見て取れます。

 市教委文化財課の武田浩明副課長は「戦争を体験した世代が亡くなっていく中、

当時の市民が戦争をどのように捉えていたのかを

知る機会にしてほしい」と話していました。

(宮崎日日新聞 7月29日 抜粋)

都城市 保育園で食育料理教室 [都城市]

 みやざきの食と農を考える県民会議北諸県地域支部は、都城市高木町の高木保育園で、

出前講座「園児とおばあちゃんたちと一緒に食育料理教室」をこのほど開きました。

同支部の食育推進ティーチャーらが、講話でカレー作りなどを通じて

園児に食べる大切さを呼び掛けました。

 同会議は、食に関する専門的な知識や経験、技術を持つ人を本年度から

食育推進ティーチャー(従来は食育推進リーダー)に選定します。

今回は同支部唯一のティーチャー・山中美代子さん(60)=同市高木町=を講師に、

本年度1回目の出前講座を開きました。

 約80人の園児に、山中さんは「お肉など好きなものばかりでなくいろいろなものを

食べて、小学生になる前に上部な体をつくって」と講話しました。

市の食生活改善推進委員も、絵を用いてミニトマト、牛乳などの

食品の役割などを分かりやすく説明しました。

 料理教室では、JA都城青年部沖水支部などから提供されたカボチャやナスも用い、

山本さんらが夏野菜カレー、フルーツヨーグルトなどを

園児と一緒に調理しました。

 同保育園の佐々木鴻文園長は「料理することがお手伝いにつながればうれしいし、

山中さんたちのお話で好き嫌いしないようになってくれればいい」と話していました。

(宮崎日日新聞 7月29日 抜粋)

高崎町 縄瀬小・プロの仕事学ぶ [都城市]

 日本ピアノ調律師協会所属の調律師が各地の小学校に出向き仕事内容を

紹介する「12歳のハローワーク ピアノの仕事」は2日、

都城市高崎町の縄瀬小(江田雅子校長、52人)でありました。

県内では初めてです。県内のピアノ調律師3人が同校を訪れ、

ピアノの仕組みを説明し、調律作業の実演をしました。

 授業には3~6年生の39人が参加しました。

講師は三股町の山内勝彦さん(56)らが務めました。山内さんは

最初にピアノの歴史を説明した後、調律師の

仕事の内容について説明しました。

 山内さんは弦を張る強さを細かく変えるなどして、音の響きのバランスを

調えていく作業を見せました。子どもたちは調整前と後での

音の違いを聞き比べたり、実際に作業を体験したりして、

調律師の仕事に理解を深めていました。

 最後に、昨年の第20回宮日音楽コンクール・ピアノ部門のグランプリで、

ANAヨーロッパ賞を受けた間世田采伽さん(18)=東京芸術大音楽部1年=が

演奏を披露しました。1、2年生が加わり、全校児童が間世田さんの

奏でる豊かな音色に聞き入っていました。

 6年生の岩本日菜さん(11)は「調律師という仕事があるのを

初めて知った。わずかな音の違いを聞き分けて

調節できるのはすごいと思った」と話していました。

(宮崎日日新聞 7月8日 抜粋)

都城市 高城小吹奏楽グランプリ [都城市]

 都城市高城町の高城小(曽原良平校長、375人)吹奏楽部(顧問・長沼康孝教諭、

21人)が、鹿児島県垂水市で開かれた第17回瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクールで

グランプリの瀬戸口藤吉賞を獲得しました。6年生部員8人が2日、

これを池田宣水市長に報告し、今月の県吹奏楽部コンクールへ

気持ちを新たにしました。

 同行進曲コンクールは「軍艦行進曲」を作曲した瀬戸口藤吉の出身地で

開かれる国内唯一の行進曲コンクールで、

今年は6月上旬に開かれました。小学校の部に5、中学校の部は7、

高校生の部に5、大学・一般の部には2団体が出場しました。

高城小吹奏楽部は「凱旋」など2曲を演奏し、

各部の最優秀賞計4団体から選ばれるグランプリに輝きました。

 長沼教諭らと市長室を訪れた部員たちは、大きなカップなどを手に

「皆さんの応援のおかげでグランプリを獲得できました」と受賞を報告しました。

池田市長は「支えてくれたお父さんお母さんたちにも感謝して、

これから頑張ってください」とたたえました。

 同吹奏楽部は、2年前の同コンクールで部門最優秀賞を受賞するなど各大会で

実績を残しています。部員の主税(ちから)ゆうりさん(11)は

「本番前に皆で大きな声を出して勇気が湧き、最高の演奏ができた。

県コンクールでも頑張りたい」と話していました。

 同行進曲コンクールでは今回、三股中(三股町)吹奏楽部も

中学の部で最優秀賞を受賞しています。

(宮崎日日新聞 7月4日 抜粋)

都城市 畑地かんがい学ぶ  [都城市]


都城 梅北小児童ダム見学


 都城市・梅北小(石川幸弘校長、142人)の4年生23人は23日、都城市山田町の

木之川内ダムを見学し、同市と三股町の畑約4千ヘクタールに水を供給する

畑地かんがい事業について学んだ。


 都城盆地は保水性の低いシラスに覆われ、水の確保に苦労し畑作経営が不安定だった。

木之川内ダムは必要な時にいつでも畑で水が使えるよう貯水しておくための施設で、

国が2009年に整備。水利用可能面積は昨年度末で827ヘクタールとなっている。


 児童たちは堤体の上を歩き、大規模な施設を間近に見学。ダムを管理する

都城盆地土地改良区の職員から「満水時には東京ドーム5杯分の水がたまる。

ダムの水は道路の下に敷いたパイプを通して畑へと供給され、梅北小の

近くにもパイプがつながっている」などと説明を受けた。


 前村尚吾君(9)は「こんなに大きいとは思わず、驚いた。都城全体の農作物に

役立っていると知って、すごい施設だと思った」と話した。


 施設見学会は、3月に稼働したごみ焼却施設・市クリーンセンターとセットにして

市農産園芸課が初めて開催。中霧島小、木之川内小児童の見学を予定している。




            宮崎日日新聞 6月28日より  抜粋

タグ:ダム 都城 見学

都城市 津軽三味線の練習成果披露 都城で全九州大会 [都城市]

第2回津軽三味線全九州コンクール(同実行委主催)が21日、都城市ウエルネス
交流プラザで開かれた。九州各県から約130人が参加、
日頃磨いた演奏技術を競った。

同コンクールは九州地区の津軽三味線奏者の技術向上と会派や流派を超えて親睦を
深め、次世代の演奏者を育成する場として昨年から開催。
個人一般やジュニア、シニアなど8部門に
別れて審査が行われた。

課題曲は「津軽じょんがら節」など「津軽五大民謡」から1曲を選び、2~4分の
制限時間内で演奏を披露。このうち、今回から新設された団体の部は、
一般や子どもたちでつくる5~20人グループが息の合った
演奏を披露し、会場から大きな拍手が送られていた。

個人ジュニアの部で優勝した鹿児島市の清水中3年、廣田夏風君(14)は「音を
外さないように弦をしっかり押さえて弾いた、今までの
練習の成果が出せた」と喜んだ。

実行委代表の津軽三味線奏者・石井秀弦さん(55)は=都城市=は「前回に比べ
参加者も大きく増えた。今後もコンクールを続けて、九州から全国大会で
優勝する人材を育てたい」と話していた。

宮崎日日新聞6月27日抜粋

都城市 地元生産者が市長に贈呈 [都城市]

 県内最大の煎茶産地である都城の新茶をPRしようと、地元生産者でつくる

都城茶振興会(津曲俊二会長)は27日、都城市の

池田宣水市長に新茶を贈呈しました。

 津曲会長と大石明副会長が市役所を訪れ、8月に静岡市で開かれる

全国茶品評会にも出品する煎茶300グラムを池田市長に手渡しました。

水筒に氷と茶葉を入れて作ったという冷茶と、急須で入れた茶を

試飲した池田市長は「初めに少し渋みがあり、

その後にじわっと甘みがくる。茶葉のうま味が凝縮されていて、

おいしい」と話していました。

 都城盆地は昼夜の寒暖の差が大きく茶葉栽培に適しており、26戸が

年間約820トンの荒茶を生産しています。

今年は例年より10日ほど早い4月中旬から一番茶の出荷が始まりました。

本県で開催された昨年の全国茶品評会では、

普通煎茶の10キロ個人・団体両部門に全国2位を獲得しています。

 津曲会長は「冬があまり寒くならなかった分、生育が良く、まろやかで

香りのいい新茶ができた。ペットボトル茶を飲む人が増えているが、

急須で入れたリーフ茶を飲むゆっくりとした時間を

楽しんでほしい」と話しています。

(宮崎日日新聞 5月31日 抜粋)

都城市 都城市コミュニティセンター 霧島ジオパークジオ講演会第4弾 [都城市]

霧島ジオパークジオ講演会第4弾(霧島ジオパーク推進連絡協議会主催)は5月28日、

都城市コミュニティセンターで開かれました。

鹿児島県立図書館の原口泉館長が「霧島の歴史とジオ」と題し講演。

市民ら約80人が霧島の歴史や特産物などについて学びました。


原口館長は「霧に浮かぶ島『霧島』には多くの神話、物語が残っている。

地域で大切に育ててきた物語を生かし、

多くの人に語り掛けるということはヨーロッパではやっていること。

こうした夢のある物語を、地域の人が大事にしなければならない」と呼び掛けました。


また、都城には昔から茶やサツマイモ、シイタケ、

みそなどの豊かな産物があったと紹介。

「サザンカの若芽で茶を作り、たしなんでいたという記録もある」

「三股には名物の和人参(にんじん)があったが、

取り尽くしてしまったらしい」などと、

地元でもあまり知られていない話も披露しました。


宮崎日日新聞 6月3日より抜粋

都城市 南九大生と地域住民交流 [都城市]

 都城市の南九州大都城キャンパスに通う学生と地域との結び付きを深めようと、

同キャンパスの地域応援団「かたらん花」(松尾伊津子代表)は23日、

学生と一緒に地区の清掃を行い朝食を取る企画「おはよう目覚まし朝ごはん」を

同キャンパス周辺で行いました。

 学生約40人と「かたらん花」のメンバーら住民約30人が参加しました。

午前9時からボランティアで学校周辺のゴミを拾った後、学生たちは

「かたらん花」メンバーら住民が作ったみそ汁や

漬物、郷土料理を食べました。

 熊本県出身で初めて参加した同大学の吉田将諭さん(19)=環境園芸学部1年=は

「がねがおいしかった。これから4年間は地域にお世話になるので、

こうしたイベントがあって住民の皆さんと密接に

関わっていける良いきっかけになった」と笑顔を見せました。

 松尾代表は「学生たちに『地域はあなたたちのことをいつも思っていて、

サポートしますよ』ということを伝えたかった。

市外から来た学生には、地域を身近に感じてもらえる機会になれば」と話していました。

(宮崎日日新聞 5月30日 抜粋
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