宮崎キワニスクラブ(兒玉邦彦会長)は、奉仕活動の一環で
宮崎市・潮見小(中村修校長、608人)の図書室を改装します。
棚の高さを調節できる本棚のほか、子どもの体の大きさに合う机や椅子を導入、
学習成果を発表できる空間の設置を計画しています。
現在、設計を依頼しています。
兒玉会長は「さまざまな本に触れる環境を整えることで、意欲を持って
学習するようになってほしい」と期待を寄せています。
子どもを対象に奉仕活動を行っているが図書室の本棚は仕切りが固定式で、
異なる大きさの本を分類別に並べられないといいます。
また穴が開いている机があり、机は低学年生だと
床に足が着かないなど、児童にとって不便な部分が多いといいます。
同クラブは子どもを対象に奉仕活動を展開しています。
活動の1つに「子どもの読書推進」を掲げており、子どもが「学べる図書室」にしようと、
昨年9月に市教委や同校職員らで構成するチームの第1回会議を開き、
これまで8回ほど動向への聞き取りを重ねてきました。
事業費は会費などから200万円を用意しました。
天井を吹き抜けにする案もあり、事業年度は区切らず、
補助金の活用も視野に随時、改装していく考えです。
4日には兒玉会長らが同校を訪れ、学校側に選んでもらった絵本32冊を寄贈しました。
同校の図書委員長で6年の田場香帆さん(11)は「新しい図書室になることを
楽しみにしている。みんなに本を読んでもらえるように
していきたい」と期待を寄せていました。
(宮崎日日新聞 8月11日 抜粋)