新入学児童の健康と学業成就を祈願する「勧学祭」は10日、都農町の
都農神社でありました。入学式を終えたばかりの同町内4小学校の
新1年生10人と保護者の計25人が参加しました。
厳かな雰囲気に包まれて、新生活のスタートを切りました。
拝殿で神事があり、初めての体験にブレザーやカラフルなワンピースを身にまとった
児童は緊張した面持ちでした。それでも太鼓の音で神事が始まると、
おしゃべりをやめ、最後まで礼儀正しく臨んでいました。
その後、永友謙二宮司が「お願いが一つだけあります。お父さんやお母さん、友達、
先生との約束はしっかりと守りましょう」と呼び掛けました。
児童たちは「はい」と元気よく返事をそろえました。
神事では参加者を代表して同町南新町の日髙武幸さん(37)と弘猛君(6)の
親子が玉串を奉てんしました。都農小に入学した弘猛君は「小学校は
楽しいことがいっぱい。勉強も遊びも頑張って、友達も
たくさんつくりたい」と笑顔で話していました。
勧学祭は子どもたちの健やかな成長を祈り、
同神社が数年前から開催しています。
(宮崎日日新聞 4月12日 抜粋)