西都市がふるさと納税制度を利用した寄付者への謝礼品をリニューアルしました。
西都牛や完熟マンゴー、スィートコーンなどバラエティーに富んだ農畜産物に加え、
農家民泊体験などもメニューに追加しました。
還元率も従来の2割から5割に引き上げ、自主財源獲得と市のPRの
相乗効果を狙います。
同市ではこれまで2万円以上の寄付者に対して、茶や野菜セットなど一律2千円相当の
謝礼品を贈っていたが、1月からAコース(1万~2万円未満)、
Bコース2万~4万円未満)Cコース(10万円以上)を
新たに設定しました。
各コース下限額の5割に相当する謝礼品を選択できます。
特産品は西都牛やエモー牛など同市産の畜産物のほか、人気店「うなぎの入船」の
かば焼きセット、季節限定でスイートコーンや完熟マンゴーも用意同市を訪れ、
消費してもらうことも念頭に農家民泊体験(1泊2食付き)なども
それえました。
今後も随時、市のPRにつながりそうな謝礼品を検討します。
市総合政策課によると、2013年度のふるさと納税制度を利用した同市への寄付は
61件183万円です。ふるさと納税の謝礼品を紹介するインターネットサイト
「ふるさとチョイス」に1月30日から掲載を始めたところ、
1週間で72件128万円分の申し込みが
寄せられています。
市は3月までの3カ月間で1600万円の申し込みを見込んでおり、同課は
「想定以上の反応があり驚いています。
制度を活用して西都のPRにつなげたい」と話しています。
宮崎日日新聞 2月7日より抜粋